【歯科処置で必須?】すべての犬のスケーリングでルーペを使っている理由

東大宮の駅前通り動物病院では犬と猫の歯科処置を積極的に行っています。その中で、より効果の高い治療を提供できるようにデンタル用品・設備に積極的に投資をしています。

特に歯科処置は、去勢手術や避妊手術と異なり、麻酔時間も長くなる傾向にあります。また、歯科処置には様々な器具を使用することから、コード類等も多くなり処置をする際の器具の配置も重要になります。

そのような中でさらに歯科処置の効果を上げるにはどうしたらいいか考えていたところ、人の歯医者さんは当たり前のようにルーペを使っているなと思い、レンタルをしたところその効果を痛感しました。

そのため、即買いしました。

というわけで今回は高性能サージカルルーペのご紹介をします!!

目次

当院で使用しているルーペ

当院ではすべての歯科処置でサージカルルーペを使用して行っています。目が悪いからという理由ではなく、肉眼よりも精確に見えるからです。

肉眼で見える能力をルーペを装着することで数倍高めることができます。例えはよくないかもしれませんが、スマホゲームで課金したときのような圧倒的優位性を手にすることができます

無課金のユーザー?に歯を綺麗にしてもらうのと、課金ユーザー?に綺麗にしてもらうのではどちらがいいですか?こだわる理由は結果を求めているからです。

全身麻酔をしての処置は気軽にできるものではありませんし、それなりにお金もかかります。そんな中せっかく心を決めて処置を受けようと決めて頂いたからには我々も全力でお応えるために準備をしています!

当院で使用しているのは、株式会社オーラルケアから発売されている「サージテル」というルーペの3倍のライト付き拡大鏡を使用しています。

サージテル

ちなみにお値段ですが、50万以上します。。。

それでも、歯科処置の効果を高めるためには必要と考えましたし、装着するとやる気もでるので、必ず装着して処置をするようにしています。

獣医師の皆様、有償ですが、レンタルすることも可能なので、ぜひ試してみて下さい。

ルーペを使うメリット

歯科処置でルーペを使うメリットはいくつかありますが、一番はやはり「見えにくいものが見える」ということです。もちろん倍率をあげれば、「見えないものも見える」のかもしれませんが、高倍率にすればするほど、ピントが合いづらくなりますし、少しの動きで視野が変わったりしてしまいます。

当院では、小型犬、猫ちゃんの歯科処置が多いので、歯も小さいです。その小さい歯と歯周の状態を評価し、徹底的にスケーリングをする、丁寧に抜歯をする、縫合する際には威力を発揮します。

想像してみて頂きたいのですが、肉眼で口の奥まですべて見えるはずがありませんよね?

1本1本の歯を正確に全方向から評価するには、「ルーペとライト」この2つが絶対に必要です

以前は肉眼で歯科処置を行っていたのですが、ルーペを使ったあとに肉眼で歯をみたらすごく小さく感じ、よくこれで処置をしていたなと思うレベルでした。

歯科処置を受ける方はぜひ、動物病院がどのような機器を使っているのか調べてみて下さい。

ルーペを使うデメリット

メリットばかりお話してきましたが、デメリットも一応あります。

それは、視野が狭くなる傾向にあることです。ルーペをつけると視力が上がるイメージを持たれるかもしれませんが、私のイメージとしては、スマホの画面を大きくして見るイメージが近いです。

視野が広がり、視力も上がるようなものがあればベストかもしれませんが、現状そのようなものはありません。

そのため、見ている視野の周りに注意を配らないといけません。そこがデメリットかなと思いますが、そこはスタッフのサポート等によりカバーできるので、これといったデメリットはありません。

また、詳しいことはまだ自分自身でも理解できていないのですが、全く酔わないです。このサージカルルーペを使う前は、安価なルーペを使用していたのですが、毎回酔っていました。。

まとめ

・当院ではすべての歯科処置でルーペを使用しています

・ルーペを使用することで、肉眼よりも確実に見えるようになるため、ルーペを使用しています

・歯科処置をしてもらう際にどのような設備・機器で実施しているのかご家族もぜひ興味を持ってください。

歯科処置はどのように行われるのだろうと不安な方はぜひ動物病院に相談してみてくださいね!

駅前通り動物病院では医療機器を完備

血液検査機器

各種血液検査機器を完備しているため、院内で血液検査を実施できます。15分前後で結果がでるため、スムーズに治療に移ることができます。

デジタルレントゲン検査機器

デジタルレントゲンシステムを導入しているため、撮影からデータの描出まで、数分で終わるため、スムーズに治療に移行することができます。

歯科用デジタルレントゲン装置

2022年の秋に新たに歯科用デジタルレントゲンを導入しました。増加する歯周病の治療成績をより向上させるために、また客観的な情報を提供するために役立ちます。

高性能サージカルルーペ

歯周病治療などの際に、徹底的な歯周ポケットの洗浄、歯石除去やより質の高い治療を実現するために2022年10月に導入。

超音波検査機器

超音波検査により、お腹の中の臓器を評価したり、心臓の構造・機能を評価したりすることができます。プローブを当てるだけなので、痛みもなく動物たちのストレスを最小限に検査ができます。

内視鏡装置

犬の場合、内視鏡は全身麻酔をかける必要があります。しかし、お腹を開けることなく、食道、胃の中、十二指腸などを観察することが可能です。また、鼻の中や、喉の奥も観察することが可能です。

歯科用ユニット

3歳以上の犬の70-80%が歯周病と言われています。そのような背景の中、当院では歯周病の治療に力を入れています。より短時間で歯周病治療を実施できるように歯科用ユニットを導入しています。

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