東大宮にある駅前通り動物病院では、犬と猫歯周病治療を積極的に行っています。歯周病治療で必須のデンタル機器と言えば、デンタルユニット、歯科用ルーペ、歯科用レントゲンです。
デンタルユニットの必須アイテムと言えば、スケーラー、マイクロモーターです。
スケーラーは主に超音波振動で歯石除去をするために用いられます。そしてマイクロモーターは歯を抜歯する際に、分割するのに用いられます。
そこで今回は当院で利用しているナカニシさんのデンタルユニットを導入した経緯を説明したいと思います。
当院で使用している高性能デンタルユニット
2022年のはじめに、ナカニシさんのビバエースというコンパクトデンタルユニットを導入しました。
コンパクトながら、キューサー(唾液や水分などを吸引するもの)、スケーラー(歯石を落とすもの)、ハンドピース(主に歯を分割するもの)、エアー(口腔内を洗浄し、乾燥させるもの)の4つの器具が備わっています。
基本的にこのデンタルユニットがあれば、ほとんどの歯周病治療に対応することができます。
また、コンパクトながらモーターは200,000回転まで出力でき、数秒で歯を分割することが可能です。
なぜデンタルユニットを導入したのか
それまで、スケーラー単体は当院にもありましたが、歯を分割するため、歯槽骨を削るためのモーターがありませんでした。
歯周病治療のための歯石除去、歯周ポケットの清掃等であれば、超音波スケーラーのみでも問題ありませんが、実際に歯科処置をする子たちの口の中を確認すると、抜歯が必要なケースも多々ありました。
そのような背景もあり、より多段階の歯周病患者さんの治療に対応するためには、抜歯をスムーズに実施するための高出力モーターが必須であると判断し、即座に導入しました。
ちなみにお値段トータルで100万くらいしました。(オプションやメンテナンス品、消耗品等込みです)
しかし、コストパフォーマンスを考えるとめちゃくちゃ高いと思います。
すべては、東大宮で歯周病に悩む犬と猫をゼロにするために。。
皆様も歯科処置を受ける際には、動物病院がどのような機器で歯科処置をしているのかぜひ興味を持ってくださいね!
まとめ
・犬と猫の歯科処置に必須の機材はデンタルユニット、歯科用ルーペ、歯科用レントゲンの3つ!
・デンタルユニットには歯石を除去するスケーラーと歯を分割する歯槽骨を削るモーターが装備。
・いい機器は、患者さんにとって最良の治療効果を実現するために必須!
犬と猫の歯周病治療を受ける際に、どんなことをするんだろうと不安な方はぜひ動物病院に相談してくださいね!!
駅前通り動物病院では医療機器を完備
血液検査機器
各種血液検査機器を完備しているため、院内で血液検査を実施できます。15分前後で結果がでるため、スムーズに治療に移ることができます。
デジタルレントゲン検査機器
デジタルレントゲンシステムを導入しているため、撮影からデータの描出まで、数分で終わるため、スムーズに治療に移行することができます。
歯科用デジタルレントゲン装置
2022年の秋に新たに歯科用デジタルレントゲンを導入しました。増加する歯周病の治療成績をより向上させるために、また客観的な情報を提供するために役立ちます。
高性能サージカルルーペ
歯周病治療などの際に、徹底的な歯周ポケットの洗浄、歯石除去やより質の高い治療を実現するために2022年10月に導入。
超音波検査機器
超音波検査により、お腹の中の臓器を評価したり、心臓の構造・機能を評価したりすることができます。プローブを当てるだけなので、痛みもなく動物たちのストレスを最小限に検査ができます。
内視鏡装置
犬の場合、内視鏡は全身麻酔をかける必要があります。しかし、お腹を開けることなく、食道、胃の中、十二指腸などを観察することが可能です。また、鼻の中や、喉の奥も観察することが可能です。
歯科用ユニット
3歳以上の犬の70-80%が歯周病と言われています。そのような背景の中、当院では歯周病の治療に力を入れています。より短時間で歯周病治療を実施できるように歯科用ユニットを導入しています。
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どうぞ、お気をつけてお越しくださいませ。
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